4人に1人が認知症に罹患するといわれる時代、老人性認知症の認知度は高まったものの、若年性認知症(18歳以上64歳以下で発症する認知症)の認知度はまだまだ低い。厚生労働省の調べでは現在全国には推定約40,000人弱の罹患者がいるとされている。また、従来の老人を対象とした多くのデイサービス・デイケア等では若年性認知症の方々に適切なサービス提供が不可能・困難である事が多い。特に発症初期から重度に至るボーダーライン時期に居場所を見つける事が難しく、症状がより一層悪化してしまう罹患者も多くいる。

若年性認知症と診断される方の多くは40代後半から64歳未満であり、割合としては男性が多い。この世代は一家の大黒柱として直前まで活躍していた方々が多く、発症によってご本人やご家族も大きな困難とストレス(経済的・精神的)に突然立ち向かわなければならないのが現状である。
そこで、非介護保険事業所ならではの強みを生かし、重度に至るまでのボーダーライン時期に属する機関及び「会社」を設立し、就労等の形で社会との結びつきを継続し、自尊心の維持・向上を図り、居場所を見つけて頂く場を提供したい。「出来る事」に目を向け支援を提供できる理解者と共に労働することにより、精神的な安定を図り、生きがいを見出す「お手伝い」をしたい。

また、活動には若い力を取り入れたい。ボランティア大学生はもちろん、不登校等で現在居場所を見つける事が困難な若者が若年性認知症の方々と触れ合い、サポートする側になるという学習の機会を作り、相互的な精神的支援を行いたい。

NPO法人COREnnection(コアネクション)では病気等を多くの人に認知・理解してもらい、若年性認知症患者も健常者も共に集い共感できる場を創ることを目的・使命とする。